社員が喜ぶ社長の罰金

2009年09月09日




 「組織のトップこそ情報発信を」と言うのは前回の記事の通り(社長ブログはじめの一歩---商売繁盛!ITの焦点)ですが、実は数々の著書で有名な株式会社武蔵野の社長小山昇氏も実践しておられる中のお1人です。(コラム「こころ豊かで安全な経営とは何か」

 今日はその中から「社員が喜ぶ社長の罰金」です。
この罰金制度の最大の「被害者」は誰かというと、実はほかならぬわたしです。わたしが社内で一番多くの罰金を払っている。
 普通の社長は、自分で決めたことを守りません。「遅刻したら罰金」と通告していても、いざ自分が遅刻したらなんのかんのと言い訳をして絶対に払わない。すると社員はどう思うか。いくら社長とはいえずるい、と思う。それを放置しておくと、今度は社員が「俺は会社の古参だ。社長が見逃して貰えるのなら俺だって」と思う。
 わたしもいろいろな会社を見ていて気づくことがあります。「賞」だけあって「罰」のない会社は暗いのです。賞ほしさに、社員が「自分だけよければいい」と部分最適を志向するようになるからです。賞罰が相半ばしてこそ、社員同士は力を合わせて頑張れる。なお「罰」しかない会社は、恐怖政治の会社です。こちらは「賞」しかない会社よりもっと暗いです。さて、あなたの会社はいかがでしょうか。





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